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名古屋友禅とは

 名古屋地方の土地柄を反映した名古屋友禅は、お茶が盛んだったこともあり、茶室に合うよう”侘(わび)・寂(さび)”に重きを置いた着物作りが重要とされてきました。

おおまかに
京友禅は金などを使用することで、華やかで雅な着物
加賀友禅は逆に金を使わず、五色を基調とした繊細な着物
東京友禅は茶や黒、渋い色に赤など挿し色を使用し粋な着物

そして名古屋友禅は、
多くの色を使わず、基調とする色の濃淡のみで表現をする
”侘・寂”のある着物であると言われています。

1.図案〜下絵
染め上げる模様を縮尺版又は原寸大の用紙の上に描く。
仮縫いした生地に青花液を含んだ筆で図案に沿って模様を描く。
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2.糸目糊置〜友禅地入
下絵を描いた生地に真糊かゴム糊を使って、糸目を引く。
挿し友禅の色付けを良くし、色むらの出来ないように豆汁等を刷毛で塗る。
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3.挿し友禅〜蒸し
染色を糸目糊置の内側に、電熱器であぶりながら、筆、刷毛等で色挿しする。
色挿しした染料を生地に定着。発色させるため蒸し箱に入れて蒸す。
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4.伏糊置〜地入れ
色挿しした模様部分に地色染めの染料液が浸み込まないよう糊を置いて埋め、他の生地に付着しないようオガ粉をふる。
地色染めの染料がむらなく付くように生地全体に豆汁を塗る。
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5.引染〜蒸し・水洗
生地の地色染めをする事で、一部暈し染めをする事もある。
地色染めをした生地を蒸気で蒸し、その後水槽で糊を洗い落とす。
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6.彩色仕上げ
模様部分の細部等に筆、刷毛等で金・銀・色、柄の補充をする。
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7.製品
完成。
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友禅士 櫻井 めぐみ
1996年 故・山田英雄氏に師事

2002年 名古屋友禅黒紋付展
名古屋織物卸商業協同組合賞
名古屋織物卸商業協同組合賞

2004年 第27回日本染織作家展
作品名『胡錦鳥の詩』入選
胡錦鳥の詩

2005年 第28回日本染織作家展
セイコきもの文化財団賞
作品名『乱舞』
セイコきもの文化財団賞 乱舞

2006年 第29回日本染織作家展
作品名『こころ』入選
こころ

2007年 第30回日本染織作家展
作品名
『目指す光の射す方へ』
入選
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